水風呂がぬるい?まずはチラーのエラーを疑おう!
サウナでしっかり汗をかいた後、キンキンに冷えた水風呂に飛び込みたいのに、「あれ?なんかぬるい…」と感じたことはありませんか?
水風呂が冷えない原因はいくつか考えられますが、その中でも一番多いのがチラー(冷却装置)のエラーです。まずは、チラーが正常に動いているか確認してみましょう。
チラーの電源が入っているかどうか、エラーランプが点灯していないか、異音や異常な振動がないかなど、基本的なチェックをするだけでも、問題の原因が見えてくることがあります。
もしエラーコードが表示されていたら、その意味を調べて適切な対応をしましょう。
チラーのエラーコードって何?どこで確認するの?

「エラーコード?なんのこと?」と思う方もいるかもしれません。
実はチラーには、トラブルが発生したときにエラー内容を知らせてくれる仕組みがあります。
エラーコードは、多くの場合、チラー本体のディスプレイや操作パネルに表示されますよ。
取扱説明書にエラーコード一覧が載っているので、まずはそれをチェックしてみましょう。
「取説がどこにあるかわからない…」という方は、メーカーの公式サイトで検索してみるのもおすすめですよ。
チラーのエラーが出る主な原因とは?

チラーのエラーコードはメーカーによって異なり、具体的な内容は機種によってさまざまです。ただし、多くの場合、温度異常や水流の異常、冷媒の不足、電源系統の問題などが主な原因となることが多いでしょう。
たとえば、チラーが想定よりも高温になり過ぎると安全装置が作動し、一時的に運転を停止することがあります。また、水の流れが適切でない場合や冷却ガスが減少している場合も、エラーとして表示されることがありますよ。
具体的なエラーコードの内容は、使用しているチラーの取扱説明書を確認するのが一番確実です。万が一、表示されるエラーコードの意味が分からない場合は、メーカーや販売店に問い合わせるのも良いでしょう。
エラーが出たときには、それぞれ適切な対処をすることが大切です。
チラーのフィルター、詰まってない?掃除してみよう!
水風呂が冷えない原因として意外と多いのが、フィルターの詰まりです。
チラーには水をろ過するフィルターがついているのですが、これが汚れていると水流が悪くなり、冷却効率が落ちてしまいます。
フィルターが汚れていると、チラー自体に負担がかかり、さらなる故障の原因になることもありますよ。
長期間メンテナンスをしていないと、目詰まりによって水が正常に循環しなくなり、冷却機能が十分に発揮されなくなることがあります。そのため、定期的な点検と清掃を心がけることで、チラーの寿命を延ばし、快適な水風呂環境を維持することができるのです。
「最近掃除してないな…」と思ったら、フィルターを取り出して軽く洗ってみましょう。
フィルター掃除だけで、水風呂の冷えが劇的に改善することもあります。
水温センサーが壊れてるかも?正しい温度チェックのやり方

チラーには水温を測るセンサーがついていますが、これが誤作動を起こすと、実際にはぬるいのに「ちゃんと冷えてる」と誤認識してしまうことがあります。
試しに、温度計を使って水風呂の温度を測ってみましょう。
もし表示温度と実際の水温が大きく違う場合は、センサーが故障している可能性があります。センサーの故障が疑われる場合は、まずセンサーの設置位置が適切か確認してみることが大切でしょう。周囲の環境や水流の影響で誤作動を起こしている可能性もあります。
また、センサーの接続部分に汚れやサビがないかをチェックし、必要に応じて清掃することで正常に作動する場合もありますよ。
もし、これらを試しても改善しない場合は、メーカーや専門業者に相談して交換を検討しましょう。

電源を一度リセット!チラーを再起動するだけで直ることも?

意外と盲点なのが「一度電源を切って再起動する」こと。スマホやパソコンと同じように、チラーも一時的なエラーが発生することがあります。
チラーの主電源をオフにして、数分待ってから再度電源を入れてみましょう。これだけでエラーがリセットされて、正常に動くこともあります。
もし再起動しても改善しない場合は、電源ケーブルやブレーカーに異常がないかも確認してみましょう。電源が不安定な環境では、チラーが誤作動を起こすことがあります。
また、再起動後にエラーコードが消えたとしても、同じ症状が繰り返される場合は根本的な問題が解決していない可能性があるため、専門業者に点検を依頼するのも一つの方法です。
室温が高すぎる?チラーの冷却能力を発揮させるコツ

チラーは周囲の温度によって冷却能力が変わることがあります。特に夏場、設置場所が高温になっていると、冷却効率が落ちることも。
チラー周囲の風通しをよくしたり、直射日光を避けるだけでも、冷却効果が改善することがあります。
また、チラー自体が熱を持ちやすい場合は、周囲の温度を下げる工夫をするのも有効です。
たとえば、換気扇や小型のファンを設置して空気を循環させることで、冷却効果を高めることができます。さらに、断熱シートを使用して外部の熱からチラーを守ることも有効な対策の一つですよ。
こうした環境調整によって、チラーの負担を軽減し、長期間にわたって安定した水温を維持することが可能になるでしょう。
冷媒ガスが減ってる?チラーの性能低下を見抜くポイント
チラーには冷却用のガスが入っているのですが、これが減ると十分に冷やせなくなります。「最近冷えが悪いな…」と思ったら、ガス不足を疑ってみるのも一つの手です。
冷媒ガスの補充は専門業者に依頼する必要があるので、メーカーや販売店に相談してみましょう。
補充の際には、適切な冷媒を使用することが重要です。間違った種類の冷媒を補充すると、チラーの性能が低下したり故障の原因になることがあります。
また、冷媒の補充だけでなく、ガス漏れの可能性がないかも確認してもらうと安心ですね。
冷媒不足の状態が続くと、チラー本体の負担が増し、最終的には修理や交換が必要になることもあるため、早めの対応を心がけましょう。
プロに頼むべきタイミングは?自分でできる対策との違い
フィルター掃除やリセットなど、自分でできる対策を試しても改善しない場合は、プロに点検を依頼するのがベスト。
特に「異音がする」「冷媒が漏れてるかも」といった症状がある場合は、早めに業者に相談しましょう。

また、「チラーをそろそろ買い替えたいな…」と考えている方には、kokolo saunaで取り扱っているチラー付き水風呂『Hagoromo1』がおすすめです。
『Hagoromo1』のチラーには、最新のオゾン除菌・ろ過機能が搭載されており、水の清潔さをキープするだけでなく、水質をまろやかにしてくれます。
さらに、水温は3℃~40℃まで自由に調整可能。自分好みの水温で「羽衣」を体験できる、まさに理想の水風呂ですよ。
チラーのエラーを未然に防ぐ!日常的なメンテナンス方法
最後に、チラーのトラブルを未然に防ぐためのポイントを紹介します。
フィルターは定期的に掃除し、チラーの周囲には十分なスペースを確保しましょう。
さらに、取扱説明書を読んで、基本的なエラーコードを把握しておくことも大切です。
ちょっとしたひと手間で、水風呂の快適さがぐんとアップします。しっかりメンテナンスして、いつでも最高の水風呂を楽しみましょう。
水風呂の管理をしっかり行うことで、故障のリスクを減らし、快適な温度を維持しやすくなります。特に定期的な点検と掃除を行うことで、チラーの寿命も延ばすことができますよ。
適切なケアを続けることで、長く快適な水風呂を楽しむことができるので、ぜひ習慣にしてみてください。

コメント