水風呂の入りすぎは危険?低体温症にならないための時間の目安

冷たい水風呂大好き!

サウナの後の水風呂、長く入るほど気持ちいい?

サウナに入った後の水風呂、最高ですよね。

熱くなった体が一気に冷やされて、スッキリととのう感覚はクセになります。

しかし、「長く入るほど気持ちいい」と思って、ついつい長風呂していませんか?

実は、水風呂は長く入れば入るほどいいわけではなく、むしろ危険になることもあるんです。特に、冷たい水に長時間さらされると、体温がどんどん下がってしまい、低体温症のリスクも…。

とはいえ、「どれくらいなら大丈夫?」と気になりますよね。

本記事では、水風呂の適切な時間や入り方、低体温症を防ぐコツを詳しく紹介します。

水風呂の入りすぎで体に何が起こる?

水風呂に長く入りすぎると、体はどうなるのでしょうか?

まず、冷たい水の中にいると、体は熱を奪われまいと血管を収縮させます。これは体温を維持するための自然な反応ですが、長時間続くと血流が悪くなり、手足が冷えて感覚が鈍くなることも。

さらに、血圧が急激に変化し、めまいやふらつきを感じることがあります。

最も注意したいのは、体温が下がりすぎること。体の深部体温が35℃以下になると低体温症になり、震えが止まらなくなったり、歯がガクガクしたり、手足の動きが鈍くなったり…と危険な状態に陥ります。

「寒い」と感じなくなったら要注意のサイン。

すぐに水風呂から出ましょう。

低体温症ってどんな症状?サウナ好きこそ要注意!

低体温症は、体の深部体温が異常に低下した状態のことです。

体が冷えすぎることで起こり、初期の段階では体が震えたり、手足の感覚が鈍くなるでしょう。さらに進行すると、意識がぼんやりして判断力が低下し、めまいやふらつきが現れます。そして、症状が悪化すると、体の震えが止まり、意識を失うこともあるんです。

特に、サウナの後に長時間水風呂へ入ると、温度差によって体の温度調節機能が乱れやすくなります。

適度な時間で水風呂を楽しみ、体が冷えすぎる前に上がることが大切です。

無理をせず、自分の体調に合わせた水風呂の入り方を心がけましょう。

もし寒さが長引くようなら、外気浴を短めにして、体をしっかりと拭くことも有効ですよ。

また、温かい飲み物を摂ることで内側から体温を上げるのもおすすめです。

水風呂は何分がベスト?時間の目安をチェック!

一般的に、水風呂の適切な時間は1〜2分が目安。

長くても3分以内にするのが安全でしょう。

水風呂に長く入ると、気持ちよさよりも体の冷えが勝ってしまう可能性があります。

特に、サウナでたっぷり汗をかいた後は、急激な温度変化に体が対応しきれず、冷えすぎてしまうことにも注意しなければなりません。

「ちょっと冷たいな」と感じたら、それが出るタイミングですよ。

無理せず、自分の体調に合わせて調整しましょう。

水風呂から出た後は、外気浴を取り入れながら体温を安定させることが大切です。

特に寒い時期は、体が冷えすぎないようにタオルでしっかり拭いてから休憩するようにしましょう。

水温が違うと入る時間も変わる?

水風呂の温度によって、適切な時間は変わります。

16℃前後の場合は1〜2分が目安で、10℃以下の非常に冷たい水では30秒あたりに抑えるのが望ましいでしょう。20℃前後のぬるめの水であれば2〜3分まで入ることが可能です。

温度が低いほど体への負担が大きくなるため、無理をせず短時間で切り上げることが大切ですよ。

ただし、適切な時間には個人差があり、冷えに強い人もいれば、短時間でも冷えを感じやすい人もいます。そのため、一般的な目安を参考にしつつ、自分の体調や感覚に合わせた時間を見つけることが重要ですよ。

また、水風呂の時間だけでなく、事前に体調を整えたり、出た後にしっかりと温まることも重要なポイントです。

体が冷えすぎると筋肉がこわばり、思わぬ怪我につながることもあるため、適切な管理を心がけましょう。

こんな時は水風呂を短めに!

以下のような状態のときは、水風呂の時間を短めにしましょう。

寝不足や疲れがたまっているときや、空腹または食後すぐのタイミングで入ると、体が十分なエネルギーを持っていないため、冷えの影響を受けやすくなります。

飲酒後は血管が拡張しているため、急激に冷えることで血流のバランスが崩れ、めまいやふらつきを感じることがありますので控えたほうがいいでしょう。

風邪気味や体調が万全でないときは、免疫力が低下しやすく、冷えすぎると回復が遅れる可能性もあります。

特に寒い季節や長時間のサウナ後は、無理せず短時間の水風呂でさっとリフレッシュし、体を冷やしすぎないようにしましょう。

水風呂後には、しっかりと体を拭いて外気浴の時間を調整することで、体温を安定させることができますよ。

低体温症になりやすい人の特徴とは?

特に低体温症になりやすい人として、痩せ型の人や高齢の方、寒がりの人が挙げられることがあります。

痩せ型の人は皮下脂肪が少ないため、体の熱を保持しにくく冷えを感じやすい場合がありますよ。

高齢の方は体温調節機能が低下しやすく、冷えを自覚しにくいことがあるため、気づかないうちに低体温症になる可能性も考えられます。

また、寒がりの人は冷たい水に敏感に反応しやすいため、水風呂に入る際は少しずつ体を慣らすことが大切です。

それぞれの体質や感覚に応じて水風呂の時間を調整し、無理なく楽しむことが重要ですよ。

水風呂を出た後は、温かいタオルで体を包んだり、温かい飲み物を摂取して体を整えることで、より快適に水風呂を楽しむことができるでしょう。

「冷たすぎる!」と感じたら無理せずすぐ出よう

水風呂に入って「冷たすぎる!」と感じたら、無理をせずに出ることを考えた方がよいかもしれません。

我慢して入っていると、感覚がマヒして「気持ちいい」と錯覚してしまうことも。

特に、長時間水風呂に浸かっていると、血流が鈍くなり、体が動きにくくなることがあります。寒さに慣れてしまったと感じたときは、体が冷えすぎている可能性もあるため、注意が必要です。

安全に水風呂を楽しむためには、適度な時間で切り上げ、無理をしないことが大切でしょう。

水風呂の温度調整が難しく、冷たすぎたりぬるすぎたりしてしまうと感じる方には、kokolo sauna のチラー付き水風呂「Hagoromo1」がおすすめです。「Hagoromo1」は、オゾン除菌・ろ過機能を備えており、常に清潔な水質を維持することができます。また、水温を3℃〜40℃まで自由に調整できるため、その日の体調や気分に合わせて快適な水風呂を楽しむことができますよ。

水風呂後の「寒すぎる…」を防ぐ方法

水風呂の後に寒さを感じる人は、まずタオルでしっかり体を拭き、肌に残った水分を完全に取り除くことが大切です。

外気浴をする際は、風が強い場所を避け、寒さを感じる前に短時間で切り上げるようにしましょう。

また、白湯や温かい飲み物を飲むことで、内側からも体を温めることができます。

寒さが長引く場合は、軽いストレッチや体を動かすことで血流を促し、体温を回復させるのも効果的ですよ。

冬場は特に冷えやすいため、厚手のタオルやガウンを使うことで、より快適に温まりやすくなります。また、入浴後に適度な温度のシャワーを浴びることで、冷えた体をゆるやかに温めることができ、血流の改善にもつながりますよ。

自分に合った時間を見つけて、安全にととのおう!

水風呂は、適切な時間と入り方を守れば、最高のリフレッシュ方法になります。

無理をせず、自分の体調に合った時間を見つけて、安全に楽しみましょう。自分に合った方法で水風呂を楽しむことが、サウナ後の効果を最大限に引き出す鍵となります。

冷たさを無理に我慢するのではなく、適切な時間で切り上げることが大切ですね。水風呂の後はしっかりと体を温め、リラックスしましょう。

水風呂を習慣化することで、血流の改善や疲労回復の効果をより実感しやすくなります。

定期的に取り入れることで、自律神経のバランスが整い、日常のストレス解消にもつながるでしょう。何よりも、自分に合った方法で無理なく楽しむことが大切です。

サウナと水風呂の組み合わせをうまく活用しながら、心地よいリフレッシュタイムを作っていきましょう。

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