まずは落ち着いて!チラーのエラーが出たときの基本対応
チラーのエラーが出ると、「えっ、壊れた!?どうしよう…」と焦ってしまいますよね。でも、まずは落ち着いて対応することが大切です。エラーが出たからといって、必ずしも故障とは限りません。まずは電源を切って、深呼吸してから対応していきましょう。
エラーが出たときに最初にすべきことは、表示されているエラーメッセージを確認することです。まずは取扱説明書を確認し、基本的な対処法が記載されていないかチェックしてみましょう。
次に、最近の使用状況を振り返ることも大切です。
「長時間フル稼働していなかったか?」「水の入れ替えをしていなかったか?」などを考えると、原因が見えてくることもありますよ。
この時点でエラーが解決しなかったら、次のステップへ進みましょう!
ポイント①電源は入ってる?

エラーが出たとき、実は電源が入っていないだけというケースが意外と多いんです。「そんなバカな」と思うかもしれませんが、意外とありがちです。
まずは、次の以下3点をチェックしてみましょう。
最初にコンセントがしっかり差し込まれているかを確認します。意外と抜けかけていることがありますよ。
次に、ブレーカーが落ちていないかをチェックしましょう。電力が過剰に使われると、安全装置が働いて自動的に電源が切れることがあるので、しっかりと確認してください。ブレーカーは、気づかないうちに落ちていることがあるので要チェックですよ。
最後に、電源スイッチが入っているかどうかも見てみましょう。機器のスイッチがオフになっているだけのこともあるんです。
また、取扱説明書にも基本的なトラブルシューティングが記載されていることが多いので、一度目を通してみるのもおすすめですよ。
それでも問題が解決しない場合は、次のポイントをチェックしてみましょう!
ポイント②水の流れ、大丈夫?

チラーは水が正しく流れていないと、エラーを出すことがあります。そこで、水の流れがちゃんと確保されているかを確認しましょう。
まずはポンプが正常に動いているかを確認してください。ポンプが停止していると水が適切に循環せず、エラーの原因となります。もし動いていない場合は、電源を一度切って再起動してみるのもアリですよ。
次に、配管が詰まっていないかをチェックしましょう。ゴミや汚れが蓄積すると水の流れが悪くなり、チラーの機能が低下することがあります。配管の詰まりで水が流れにくくなり、チラーが「異常」と判断してエラーを出してしまう場合があるのです。
水の流れを確認しても改善しない場合は、次のチェックポイントへ!
ポイント③フィルターが汚れてない?
フィルターの汚れ、定期的にチェックしていますか?
チラーの冷却機能が落ちていると感じたら、まずはフィルターの状態を確認してみましょう。フィルターは、水中のゴミをキャッチしてくれる大切な役割を果たしており、長期間掃除しないと詰まってしまいますよ。
フィルターが汚れていると、水の流れが悪くなり、冷却機能が低下する原因となります。特に使用頻度が高い場合は、こまめに掃除をすることが重要です。見た目ではわかりにくくても、細かなゴミが蓄積していることもあるので、定期的な点検を心がけましょう。
また、フィルターが劣化している場合は、早めの交換を検討するのもおすすめです。古くなったフィルターでは十分なろ過ができず、チラーの性能が最大限に発揮されなくなります。
ポイント④周りの環境に影響されてない?
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意外と盲点なのがチラー周囲の環境です。
チラーは周りの温度が高すぎると、冷却能力が追いつかず、エラーを出してしまうことがあるのです。特に夏場は、チラー自体がオーバーヒートしやすくなるため、できるだけ涼しい場所に設置するのがおすすめですよ。
設置場所はしっかり選んでいますか?
直射日光が当たる場所では、チラーの冷却能力が低下しやすくなります。また、室温が高すぎると、チラーが必要以上に負荷を受けてしまうため、環境を整えることが重要です。
さらに、チラー周辺の風通しを確保することも大切ですよ。風通しが悪いと内部の熱がこもり、冷却効率が下がってしまいます。
設置場所を見直すだけで、エラーを未然に防ぐことができるので、ぜひチェックしてみてください。

ポイント⑤異音がする?

チラーから「ガタガタ」「ブーン」といった異音が聞こえたら要注意です。
これは、内部の部品が摩耗していたり、詰まりが発生している可能性があります。ポンプやファンが正常に動いているかを確認し、異音が出るタイミングにも注目しましょう。
特に、振動が異常に大きくなっている場合は、部品の固定が緩んでいる可能性があるため、一度電源を切って安全を確保したうえで点検するのがベストです。
また、異音が続く場合は、ファンやモーターに異物が挟まっていないかもチェックしてみてください。小さなゴミやホコリが蓄積することで、回転がスムーズにいかなくなり、負担がかかって異音が発生することもあります。
異音の種類によって原因が異なるため、放置せずに早めに対処することが大切です。
長く放ってしまうと、より大きなトラブルにつながることもあるので、気になる音がしたらすぐに確認しましょう。
追加チェック! チラーを再起動してみよう

上記のポイントを試してもエラーが解消しない場合は、リセットも試してみましょう。
シンプルですが、チラーがエラーを出したときは再起動させるのも解決策のひとつなんです。一般的には電源をオフにし、10~15分ほど待ってから再度電源をオンにするだけでリセットとなり、エラーが解消することがあります。
ただし、リセットの方法は機種によって異なる場合があるため、事前に取扱説明書を確認することが大切ですよ。また、正しいリセット方法がわからなかったり、不安な場合は、メーカーや専門業者に問い合わせてみるのも一つの方法でしょう。
リセットしても症状が改善しない場合、チラー内部に何らかの異常がある可能性が高いかもしれません。内部の部品が劣化していたり、配線に問題が発生していることも考えられるため、自己判断せずに適切な対応を取ることが重要になってきます。
すぐに直る?それとも修理が必要?見極めポイント
上記のチェックをしてもエラーが解決しない場合、修理が必要かを見極めることが大切です。
電源や水の流れ、フィルターに問題がないのにエラーが出続ける場合や、異音がひどくなっている、さらには水が全く冷えないといった症状が続く場合は、早めに業者に相談しましょう。
特に、エラーが頻繁に発生するようになったり、症状が再発する場合は、チラーの内部で何かしらの部品が劣化している可能性が高いです。
また、異音の種類によってはモーターやコンプレッサーに問題があるケースも考えられます。
無理に放置すると、さらに大きな故障へとつながる可能性があるため、早めに専門の業者に点検を依頼することをおすすめします。
業者を呼ぶタイミングを解説

「どうしてもエラーが解決しない!」というときは、無理に自分で直そうとせず、専門業者に相談しましょう。何をチェックしてもエラーが解消されない場合や、エラー表示が消えずに繰り返し出てくる場合、異音が激しくなる場合などは、早めに専門家に診てもらうことが大切です。
無理に自己判断で修理を試みると、かえって状況を悪化させることもあります。特に、電気系統や内部部品に問題がある場合は、素人が手を出すことで故障が深刻化する恐れがあるため、安全のためにもプロの意見を仰ぎましょう。
また、定期的なメンテナンスを依頼することで、トラブルの予防にもつながりますよ。
チラーのエラー、放置するとどうなる?早めの対処が大事!
チラーのエラーを放置すると、冷却能力が低下し、水風呂の快適さが失われるだけでなく、最悪の場合、完全に壊れてしまうこともあります。
チラーは適切なメンテナンスや修理が必要ですが、場合によっては設備自体を見直すのも選択肢の一つです。
安定した水温管理と清潔な水質を維持するためには、高性能なチラーを選ぶことも大切になってきますよ。
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