こんにちは、kokolo sauna認定サウナライターの山﨑です。
今回は、kokolo saunaブランドを展開するINSIGHT WORKS代表の堀が、中国にあるkokolo saunaの生産工場を視察した時のリポートをお届けします。現地の生産現場で実際に見たこと、感じたことを通じて、なぜ私たちが自社のサウナ製品に自信を持っているのか、その理由も改めてご紹介できればと思います。
中国最大サウナメーカーに委託!kokolo saunaが販売する商品の魅力とは?
私たちkokolo saunaは、自社の生産工場を持たないファブレス企業として、チラー付き水風呂、バレルサウナ、屋内サウナを販売しています。
kokolo saunaの各製品は中国の上場企業で製造されており、その技術力と生産品質は世界的にも高い評価を受けています。そんな大企業とkokolo saunaがどうして取引することが出来るのか、また実際にどのような品質管理で日本のみなさんにお届けしているのか、そのあたりも詳しくご紹介していきたいと思います。
kokolo saunaが取引する生産工場とは?
kokolo saunaが取引する生産工場は、サウナメーカーとしては中国で唯一の上場企業です。東京ドーム9個分にもなる広大な生産施設で、年間で30,000台を生産。業界屈指の規模を誇り、この工場で生産された製品は主にヨーロッパ、北米、中東、オーストラリアに輸出されています。特にオーストラリアでは水風呂が人気で、3,000台の販売実績があります。
品質管理についても特筆すべき点があり、例えば木材をカットするためにドイツ製の高精度な機械を導入。コンピューター制御で効率的に精度の高い加工(CNC加工)が行われています。日本の大手デベロッパーに在職する建築士さんも、先進工業国であるドイツ製マシーンを使うというのは玄人感があって好感持てると話していました。
特に同社の製品は日本のJIS規格に相当する、中国のGB規格(中国国家標準規格)を遵守しており、中国国内においては品質管理のデファクトスタンダードとして、品質基準の底上げにも貢献しているとのことです。
中国版Amazonとも言われるAlibabaには、この工場の模倣品が多く出品されており、ブランディングとして頭の痛い問題ともおっしゃっていました。
厳格な木材調達と品質管理
この工場で生産されるkokolo saunaのサウナ製品は、主にカナダ産の高品質な木材(ヘムロック/レッドシダー)を使用しています。
カナダから輸入された木材は、最初に倉庫で2週間乾燥させ、さらに天日干しで2週間乾燥させます。
これにより含水率が低い木材に仕上がり、強度と耐久性を得るための重要な工程となっています。その後、塗装、組み立て工程を経て、最初の木材の状態からすると約45日で製品となります。
また、すべての木材はサウナに適したものを厳選して使用されており、完成したサウナは実際に組み立てて検品を行い、品質基準を満たしていることが確認された後に出荷されます。
このような徹底した品質管理のもとで製造されたサウナだからこそ、安心して長く使用できるものとなっています。
環境への配慮と持続可能な製品づくり
現代において、企業の環境保護への取り組みは欠かせませんが、kokolo saunaの生産工場でも環境への配慮は最優先に掲げています。
kokolo saunaで使う木材はFSC®認証制度(森林認証制度)を遵守。絶滅危惧種や違法に伐採された樹木の製品を購入することを避けることができます。
また、サウナをコンテナで日本に輸送する時にも製品が損傷しないよう空間を詰めるなど細心の注意を払っており、厳しい輸送条件下でも品質を保つため、梱包方法や保管状態に工夫が施されています。
世界中で高い評価を受ける信頼のブランド
改めて、kokolo saunaが製造を委託する工場を持つこの企業は、世界各国で高い評価を受けています。実際、同社は200以上の特許を取得し、特に北米やヨーロッパ市場でその存在感を示しています。
これはサウナ文化が根付く地域でも、その品質の高さがあるからこそ多くのユーザーに選ばれているのだと思います。
しかし、それでも中国製品に対して漠然と不安を感じる方もいらっしゃいますよね。最近では中国製のリチウムバッテリーが爆発した事故などは記憶に鮮明に残るインパクトがありました。
こうした心配に関して、kokolo saunaが販売するサウナは、日本の電気安全法に基づくPSE認証や、消費生活用製品の安全基準であるPSC認証を取得しており、安全性がしっかりと確認されています。
kokolo saunaの商品開発の取り組み:https://kokolosauna.com/product_story/
単に中国で製造されたものをそのまま日本に輸入しているわけではなく、日本の基準をクリアした高品質な製品だけをお届けしていますので、安心してご利用いただけます。
新商品の開発にも柔軟に対応
kokolo saunaの生産工場では、世界を席巻するEV車メーカーの副代表を兼務する社長の意向もあり、新商品の開発にも余念がありません。
もともと生産されていなかったハーフムーンバレルサウナが生産可能かどうかを問い合わせたところ、新しいものをどんどん取り入れたいとのことで、新しい商品が開発されています。
kokolo saunaがサウナ販売を始めた理由
INSIGHT WORKS株式会社の代表である堀がサウナ事業を始めた背景には、コロナ禍に起こったサウナブームがあります。当社はもともと、海外からの製品輸入に必要なPSE(日本の電気安全法に準拠した規格)やPSC(消費生活用製品の安全基準)の許認可申請代行、さらには中国工場との交渉サポートやOEM商品の製造コンサルティングなどを行っている会社です。
INSIGHT WORKS株式会社:https://insightworks.co.jp
そのような事業ドメインですので、コロナ禍のサウナブームの時には「中国製サウナのPSE認証を取得したい」「北欧製サウナストーブの認証手続きを依頼したい」といった問い合わせが殺到しました。
しかしPSE認証の取得は非常に複雑で、手続き費用も高額なため断念する方も少なくありません。
実はサウナはストーブ単体だけでなく、サウナ全体でPSE認証を取得しなければならないのです。
そこで、INSIGHT WORKSが自社でPSE認証を取得し、代理店制度を設けることで、多くの方が気軽にサウナを販売できるように整備したのがサウナ事業開始のきっかけです。
また、日本の電気安全法に基づくPSE認証の申請代行で培った中国とのコネクションも豊富にあったことから、それらのネットワークを存分に活用。上場企業である生産工場との取引を開始。信頼あるサウナ製品を提供できるようになりました。
まとめ
kokolo saunaが提供するサウナは、生産工場の技術力と品質管理の高さに支えられていますが、それに付加して、当社の海外からの輸入製品に対する認証手続きノウハウを組み合わせて、お客様に安心して購入していただける環境を整える事ができました。
サウナの魅力をより多くの方に知っていただくために、これからもkokolo saunaは高品質な製品とサービスを提供し続けます。高品質なサウナをお探しの方は、ぜひkokolo saunaをご検討ください。
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