水風呂チラーはサウナ後の冷たさを保つ必須アイテム
サウナ後の水風呂で感じる、あの心地よい冷たさ。
しかし自宅サウナで同じ体験を得ようとすると、意外と難しいもの。
特に夏場は水道水を張っただけではすぐに温度が上がってしまい、水道水自体が28℃近くになることも。
そこで活躍するのが「水風呂チラー」。
冷媒を使って水を効率的に冷やし、理想的な水温(16〜17℃前後)を維持する装置のこと。サウナ施設では必須の設備ですが、近年は家庭用モデルも充実してきました。
この記事では、水風呂チラーの価格相場から電気代の目安、失敗しない選び方まで解説。
さらに、安心・安全に配慮したkokolo saunaのHagoromo1についても紹介します。
水風呂チラーの価格帯と初期費用の目安
家庭用チラーは 20万〜150万円前後 が相場。小型タイプは10万円前後から導入できます。
一方、業務用チラーは100万円以上、スペックによっては500万円を超えることもあります。
導入時には本体価格に加えて以下の費用も必要です:
- 循環ポンプ
- フィルター(ヘアキャッチャー)
- 制御盤
- 電気工事・設置工事費
これらを含めると、家庭用チラーシステム一式の初期費用は 30万円〜 が目安。安価なモデルは冷却力や耐久性に不安が残るため、長期利用を考えるなら総合的なコスパで選ぶことが重要です。
チラーの電気代とランニングコスト

水風呂チラーの電気代は「消費電力 × 稼働時間 × 電気料金単価」で計算できます。
例:消費電力0.5kWのチラーを1日8時間使用、電気料金30円/kWhの場合
→ 0.5kW × 8h × 30円 = 120円/日(約3,600円/月)
ただし使い方次第で電気代は大きく変動します。
ランニングコストを抑えて賢くチラーを使うポイント

使用時間の最適化
チラーを一日中稼働させる必要はありません。サウナに入る前の数時間だけ稼働させれば十分冷えます。
例えば1日8時間運転していた場合、電気代は月3,600円前後ですが、使用時間を4時間に絞るだけで月1,800円前後まで節約可能。
「サウナに入る日だけ稼働させる」など、自分のライフスタイルに合わせて運転時間を調整することがコスト削減のカギです。
設定温度の調整
水温を低く設定すればするほど、冷却にかかる電力量は大きくなります。例えば10℃まで冷やす場合と18℃設定では、電気代に大きな差が出ます。
18〜20℃に設定すれば十分に爽快感を得られ、電気代も抑えられるのでおすすめ。冷やしすぎはチラーへの負担や寿命短縮にもつながるため、適切な温度管理が長期的なコスパを高めます。
深夜電力の活用
電気料金プランによっては、夜間〜早朝の時間帯が割安になるケースがあります。この時間帯に集中的に水を冷却しておき、日中は保冷効果で水温をキープする方法も有効です。
特に断熱性の高い浴槽やフタを併用すれば、夜間の冷却だけで1日中快適な水温を維持できる可能性もあります。
冷やしすぎはチラーへの負担や故障リスクにつながるため、適切な設定温度を守ることも大切です。
水風呂チラーの選び方|失敗しない5つのポイント

水槽容量に合ったモデルを選ぶ
水槽が大きすぎれば冷却が追いつかず、小さすぎれば電気代の無駄につながります。一般的な家庭用水風呂(200L程度)には0.5〜1kWクラスが目安です。
設置環境を確認
100V対応の家庭用モデルが多いですが、200V仕様を選んだ場合は電気工事が必須。屋外に置くなら防水・防塵性能も欠かせません。
運転音に配慮する
チラーはコンプレッサー稼働時に音が出ます。住宅地では低騒音設計モデルや防音対策が安心です。
メンテナンス性と耐久性
フィルター掃除や部品交換がしやすいモデルは日常的な管理が楽。初期費用が高くても、10年以上使える高耐久モデルなら長期的にコスパが良くなります。
サポート体制を確認
保証期間、修理対応の早さ、部品供給の安定性も重要。導入後の安心感を支える大きなポイントです。おすすめの家庭用水風呂チラー
おすすめの家庭用水風呂チラー

ここまでご紹介した「失敗しない選び方の5つのポイント」。
実はそれをすべて満たしているのが、kokolo saunaのHagoromo1。
家庭用でありながら業務用に迫るスペックを備えたチラー水風呂で、3℃〜40℃まで自在に温度調整が可能。
さらにオゾン除菌・ろ過機能によって水を清潔に保ち、天然水のようなまろやかな質感を楽しめます。
A社 小型モデル | B社 中型モデル | kokolo sauna Hagoromo1 | |
---|---|---|---|
対応水量 | 〜100L | 〜500L | プライベート向けサイズ(1人〜少人数) |
温度設定 | 固定〜限定的 | 限定的(例:16〜20℃程度) | 3℃〜40℃まで自在に調整可能 |
水質維持機能 | なし(基本冷却のみ) | なし〜簡易的 | オゾン除菌・ろ過機能で常に清潔 |
安全性 | 一般基準 | 一般基準 | PSE認証取得・公的水質検査合格 |
デザイン | 樹脂製が中心 | 金属や樹脂が中心 | レッドシダー採用で屋外にも強い |
環境配慮 | 特に記載なし | 特に記載なし | FSC認証木材を活用 |
価格帯 | 約10万円前後 | 約20万円前後 | 要見積(配送料・設置費用別) |
チラーなしで冷やす代替方法

チラーの導入が難しい場合や、初期費用を抑えたい場合は、以下の代替方法も検討してみましょう。
氷を入れる方法
最も手軽な方法は氷を入れることです。製氷機やタッパーで作った氷を水風呂に入れれば、すぐに水温を下げられます。
ただし、200Lの浴槽を17℃以下に保つには20kg以上の氷が必要です。
市販の氷を購入する場合、1kgあたり100〜200円として、1回あたり2,000〜4,000円のコストがかかります。
しかも、氷は溶ければすぐに水温が上昇し、安定した冷たさを維持することはできません。手間やコストを考えると、現実的な方法とは言えないでしょう。
長期的に見れば、やはりチラーを導入する方が圧倒的にコスパに優れています。
ミント系バスソルトの活用
ミント系のバスソルトや入浴剤を使用すると、実際の水温よりも冷たく感じることができます。
水温自体は下がらないものの、感覚的な冷たさを演出できるのがメリット。コストも比較的安価です。
ただし、サウナ施設の水風呂のような強い爽快感は得られにくいので、あくまで補助的な方法と考えましょう。
まとめ:理想のホームサウナライフを叶えるために
いかがだったでしょうか?
今回は、サウナ後の水風呂を「なんとなく冷たい」から「理想的な冷たさ」へ導くための必須アイテム・チラーのランニングコストについて解説しました。
自分だけの「サウナのある生活」で心と体を整えることは、忙しい日常において大きなリセットの時間になります。
健康・美容・リラックス効果をもたらすサウナは、ストレスの多い現代日本でのウェルネスライフを支える大切な存在。
サウナの本場・フィンランドでは、ほぼすべての家庭にサウナが設置され、男女問わず自由にサウナを楽しんでいます。
kokolo saunaは、そんな文化のように 「いつでも気兼ねなく入れるサウナのある生活」 を日本にも広げ、心も体も豊かになる時間を、より多くの人にお届けします。
ホームサウナは、体を温めるだけでなく、大切な人との絆を深め、暮らしそのものを豊かに変える特別な空間です。
kokolo saunaは「人の心と体をあたためる」という理念のもと、あなたのご自宅に“非日常のリビング”を届けたいと考えています。
サウナを通じて心と体を豊かに整えたい方は、ぜひkokolo sauna公式サイトをご覧ください。
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