【サウナコラム】サウナとコワーキングの意外なシナジー!時代に求められるマインドフルネスとは?

サウナコラム

こんにちは、kokolo sauna認定サウナライターの山﨑です。

今回は、サウナ・スパ健康アドバイザーかつ、関西のコワーキングスペースでコミュニティマネージャーも務める山﨑が、サウナとコワーキングのシナジーについてお伝えします。

現代のビジネスシーンは、日々スピードが増し(ドッグイヤーやマウスイヤーなんて言葉すら聞かなくなりましたね。)、多くの人がストレスに直面しています。そんな中で、より効率を高める働き方を模索している人々から、サウナとコワーキングという一見異なる2つの要素の組み合わせが注目されています。

そもそもコワーキングとは?

日本初のコワーキング「カフーツ」
日本初のコワーキング「カフーツ」

皆さん、コワーキングという単語は知っていても、実際に利用したことがあるという方はまだまだ少ないのではないでしょうか?

コワーキングとは、Co(ともに)とWorking(働く)、2つの単語からなる造語で、単なる作業場ではなく、人とつながり、情報や知識を共有し、協力し合うプラットフォームを指します。この概念は、2005年にアメリカ・サンフランシスコでBrad Neuberg氏が始めたもので、個々が異なる仕事を持ちながらも共通の場所で働き、コミュニケーションを通じて互いに貢献し合うことを意味します。

日本初のコワーキングは、2010年5月に神戸市でオープンした「カフーツ」で、実はわたくし山﨑もカフーツには定期的にお邪魔しています。オーナーである伊藤 富雄さんが不在のときには間借りコワーキングと銘打ってコワーキングの運営もしています(笑)。

なお、コミュニティマネージャーがおらず、コミュニティが上手に形成されていない場合、それはコワーキングではなく「シェアオフィス」という異なるジャンルになります。

東京駅にある「EXPRESS WORK」。こちらはシェアオフィス。
東京駅にある「EXPRESS WORK」。こちらはシェアオフィス。

サウナの魅力とリラクゼーション効果

サウナは、リラクゼーションや心身のケアを目的として多くの人に愛されている施設です。高温の環境に短時間身を置くことで、リラックスできると感じる人が多く、現代社会でストレスに晒されている多くのビジネスパーソンにとって大きな利点となりますよね。

私自身、執筆の仕事の合間、、というよりはスーパー銭湯で執筆しつつ、途中にサウナを挟んでリフレッシュしたりしています(笑)。

神戸サウナ&スパで行われていた「SPA WORK」プラン(金額は2021年当時のもの)
神戸サウナ&スパで行われていた「SPA WORK」プラン(金額は2021年当時のもの)

やはりサウナでは、体が温まるとともに、筋肉の緊張がほぐれ、心が落ち着くことがあり、特に集中力を取り戻すのに役立ちますよね。サウナのもう一つの大きな魅力として、汗をかくことで心身がすっきりとリフレッシュした感覚を得られることが挙げられます。

思い起こせば、日本各地に文豪ゆかりの温泉地があるのは、当時の文豪たちですら温泉というアクティビティがないと仕事がはかどらなかったという確かな証拠ですよね(笑)。

もちろん、サウナの利用は人それぞれ異なる体験や効果をもたらすため、サウナを利用する際は自分の体調に合わせて無理なく行うことも必要ですね。

コワーキングスペースとリフレッシュの重要性

コワーキングスペースは、コロナ以降リモートワークやフリーランスの仕事スタイルが普及する中、多くの人にとって重要な働き方の選択肢となっています。特に、個人の集中力を高めるだけでなく、コミュニケーションやリモートワークの場としても進化しています。しかし、長時間のデスクワークを続けると、どうしても集中力が途切れることがありますよね。そのような時に、短い休憩時間を活用してリフレッシュできる環境が重要です。

さきほど述べたように、私は仕事の合間にサウナを利用することで、短時間で心身をリセットし、再び集中力を取り戻したりしていますが、コワーキングスペースにサウナが併設されていることで、より効率的な働き方が可能になると考えています。このサウナとコワーキングの組み合わせは、私自身の体験として、クリエイティブな思考を刺激するのに役立っていると感じています。

サウナとコワーキングのシナジーがもたらす新しい働き方

サウナとコワーキングスペースがもたらすシナジーは、リフレッシュだけに留まりません。これらが融合することで、マインドフルな働き方が促進されると感じています。マインドフルネスとは、今この瞬間に集中し、余計な思考や雑念を取り除いて、より深い集中状態を保つことです。これは、現代のビジネスシーンで重要なスキルの一つと言えるとおもいます。

例えば、長時間集中して働いた後に、短いサウナセッションを行うことで、自然にリフレッシュできることがあります。その後、頭がすっきりした状態で再び業務に戻ることで、仕事に対する新たな視点が生まれることも少なくありません。私自身、サウナ後のリラックスした状態では、通常よりもアイデアが浮かびやすくなることがあり、これが生産性向上につながると感じています。

もちろん、サウナの利用には個々の体質に合わせて使用方法を検討することが重要で、誰にでも同じ効果があるわけではありません。無理のない範囲で取り入れることが重要です。

これからの時代に求められるマインドフルネス

芦屋 水春のコワーキングスペース

リモートワークの普及や働き方改革により、働く環境はますます柔軟化しています。しかし、柔軟な働き方には心身のケアを怠ってしまうリスクも伴います。どうしても在宅など「個」で働くと、コミニケーションがテキストベース等になり、人との繋がりが希薄に感じられる様になったりしますよね。

そんなとき、心と体のバランスを保ち、効率的に働くためにマインドフルネスが重要視されています。

マインドフルネスは、仕事の効率を上げるための一つの手段であり、特にサウナなどを利用することで、心を落ち着けたり、ストレスを軽減したりできると感じる人も多いです。サウナとコワーキングの組み合わせを活用することで、ビジネスパーソンは自分自身と向き合い、仕事に集中できる環境を作り出すことが可能です。

ただし、マインドフルネスやサウナの利用が、誰にでも効果的であるわけではなく、個々の体験や感受性に左右されたりするものだと思います。ですから自分に合った方法を見つけ、無理なく続けることが、最終的な成功の鍵となるのではないでしょうか。

また、その一助になるかもしれないサウナも、水風呂とセットで利用することでより、マインドフルネスな体験を得て頂けるとおもいます。

意外かもしれませんが、サウナ後に水風呂に入ることで毛穴を引き締め熱が逃げにくくなり、 保温効果が高まると言われています。冬場こそ水風呂に入るというのが正解なのかもしれませんね。

ちなみに、kokolo saunaで取り扱っているチラー付き水風呂「Hagoromo1」の特徴として、3℃~40℃と設定温度が幅広い仕様です。冷たい水風呂がお好きな方から温かい温度を希望される方まで幅広く対応できるので、「Hagoromo1」も是非チェックしてくださいね。

まとめ

サウナとコワーキングスペースの融合は、これからの働き方に新しい可能性を提案するものです。私自身の体験から、これら2つの要素が相互に補完し合い、効率的かつバランスの取れた働き方をサポートしてくれると感じています。サウナで心身をリフレッシュしながら、コワーキングスペースで集中して働くことで、持続可能な働き方が実現できるのではないでしょうか。

関西でも、スーパー銭湯にコワーキングスペースが設置されるケースが増えており、例えば芦屋市にある「潮芦屋温泉 SPA水春」では、利用客なら誰でも利用できるコワーキングスペースが合計4席用意。電源はもちろん館内のWi-Fiも利用できます。

ほかにも川西市にあるスーパー銭湯「SPAキセラ川西」などは、ひとつひとつのデスクが個室ブースになっており、本格的なコワーキングスペースとして機能しています。

つまり、これからの時代には、単なる効率性の追求だけでなく、心と体をケアし、マインドフルネスを取り入れた持続可能な働き方が求められています。サウナとコワーキングの融合は、その一つの鍵となる可能性があります。もしコワーキング運営者の方でサウナ設置に興味があるなら、テントサウナからでもはじめることができるので、是非山﨑までご相談ください(笑)。

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