サウナ導入で選ばれる施設に|体験価値と売上を両立する設計の考え方

サウナコラム

サウナ導入を検討していると、「本当にお客様に喜ばれ、結果として売上につながるのだろうか」「客単価を上げるには何を設計すべきか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

実際、サウナは「置くだけ」で成果が出る設備ではありません。一方で、狙う客層・体験価値・運営体制まで含めて設計できると、集客・客単価・リピーターの面で良い循環が生まれやすいとされています。

kokolo saunaでは、宿泊施設・温浴施設などへのサウナ導入をはじめ、さまざまな設置事例を積み重ねており、導入前の比較・検討に役立つ情報も発信しています。

この記事では、サウナ導入で客単価アップを目指すための考え方を、施設設計のポイントとあわせて整理します。あわせて、kokolo saunaの製品情報も織り交ぜながら、導入時に検討したい要素を具体化していきます。

kokolo saunaのチラー水風呂「Hagoromo1」を導入している沖縄古宇利島のリゾートホテル・ABUNDANCE OKINAWAでの風景

サウナブームが生み出す新しいビジネスチャンス

近年、日本ではサウナブームが加速しています。健康志向の高まりやメディアの影響、SNSでの「ととのう」という言葉の広がりにより、サウナは若年層から中高年まで幅広い層に親しまれるようになりました。

この流れは一過性というより、生活習慣の一部として定着しつつあるともいわれています。宿泊施設や温浴施設、スポーツジム、さらには貸切型のプライベート施設など、さまざまな業態でサウナ導入が進んでいます。

サウナ導入によって競合との差別化を図り、新規顧客の獲得・リピーター率の向上・客単価のアップといったメリットが期待できるとされています。

ただし重要なのは、「サウナがある」だけではなく、「また来たい」と思われる体験の設計に落とし込めているかどうかです。

サウナ導入がもたらす3つの経済効果

サウナ導入により、施設運営にどのような経済効果が生まれるのでしょうか。ここでは代表的な3つを整理します。

集客力の向上と新規顧客の獲得

サウナの有無やクオリティで施設を選ぶ人が増えているといわれています。特にサウナ愛好者は、「サウナ目的」で訪れることも少なくありません。

これまで取り込めなかった客層にアプローチできるため、新規顧客の獲得につながる可能性があります。

集客面で意識しておきたいのは、写真映えや話題性だけでなく、体験の分かりやすさです。

  • 何人で入れるか
  • 水風呂はあるか
  • 外気浴ができるか
  • 予約は必要か(貸切か、共用か)

比較されやすい要素を整理して打ち出しておくと安心です。

客単価の向上による売上アップ

サウナ導入は、プラン設計次第で客単価を上げやすい領域でもあります。例えば、以下のような設計が考えられます。

  • サウナ付き宿泊プランをプレミアム価格で提供する
  • 客室にプライベートサウナを備え、上位グレードとして販売する
  • サウナ利用を有料オプションにして、目的来店の単価を上げる
  • サウナ関連グッズやドリンクなど、体験に紐づく物販を整える

ポイントは、「設備の金額」ではなく「体験の価値」として価格を説明できるかです。

導入した設備が「誰にとって、どんな時間を生むのか」を言語化しておくと、価格設計がぶれにくくなります。

リピーター率の向上と顧客満足度の向上

質の高いサウナ体験は、顧客満足度を高める要因になりやすいとされています。

「疲れを癒やし、リフレッシュできる場所」として認識されると、再訪につながりやすく、口コミによる集客も期待できます。

特にリピーターを増やしたい場合は、設備そのもの以上に、温度・動線・清潔感・スタッフ対応といった「運営品質」が評価されやすい点を意識してみてください。

売上につながるサウナ設計の5つのポイント

サウナ導入は、設計の方向性が成果を左右しやすい領域です。ここでは、売上につながりやすい考え方を5つに分けて紹介します。

1. 施設コンセプトとターゲット層の明確化

まず重要なのは、施設のコンセプトとターゲット層を明確にすることです。

若年層向けなのか、ファミリー層向けなのか、ビジネスパーソン向けなのかで、最適なサウナのタイプや設計は大きく変わります。

  • 短時間利用が多い:立ち上がりが早い設計、回転率を意識
  • 滞在型が多い:外気浴の快適性、導線のストレス軽減
  • プライベート需要:視線・音・予約導線まで含めて設計

既存顧客層とサウナ利用者層のマッチングを考慮し、相乗効果を生み出せる形を目指すのがおすすめです。

2. サウナの種類と設置場所の戦略的選択

サウナには、ドライサウナ、ミストサウナ、スチームサウナ、バレルサウナなど多様なタイプがあります。

kokolo saunaでは、ホテル・リゾートをはじめとする施設への導入も進んでおり、設置事例としても紹介しています。

屋内に設置するのか、屋外に置くのか、客室にプライベートサウナとして備えるのかでも、収益モデルが変わります。

屋外向けの選択肢としては、バレルサウナの「MODU4」「MODU6」をご提案しています。

  • MODU4:2〜4名を想定したコンパクトなアウトドアバレルサウナ
  • MODU6:4〜6名を想定した広めのアウトドアバレルサウナ

木材(レッドシダー/ヘムロックなど)を選べるモデルもあり、空間の世界観づくりと相性が良いタイプです。

一方、屋内導入を検討するなら、屋内サウナ「CUBE 3B」「CUBE 3W」のように、インテリアとの調和や導入のしやすさが重視されます。

  • CUBE 3B:前面ガラスで開放感を演出し、遠赤外線と電気ストーブの2WAY仕様が掲載されています
  • CUBE 3W:木の質感を活かしたデザインで、空間づくりに馴染ませたい施設に向きやすいと考えられます

※屋内・屋外いずれも、設置条件(床・電源・導線)や運用(清掃・換気)まで含めて検討しておくと安心です。

kokolo sauna製品比較表

製品名タイプ推奨人数特徴適した業態
MODU4バレルサウナ(屋外)2〜4名コンパクト、体験の見せ方を作りやすいグランピング、小規模宿泊施設
MODU6バレルサウナ(屋外)4〜6名広め、複数人でもゆったり中〜大規模宿泊施設、温浴施設
CUBE 3B屋内サウナ3名ガラス面で開放感、2WAY仕様客室サウナ、プライベート施設
CUBE 3W屋内サウナ3名木の質感、インテリア調和客室サウナ、デザイン重視施設
Hagoromo1チラー水風呂3〜40℃設定、オゾン除菌・ろ過機能全業態(水風呂の温度管理)

3. 水風呂と外気浴スペースの設計

サウナ体験の満足度を左右しやすいのが、水風呂と外気浴です。

「サウナ→水風呂→外気浴」のサイクルを快適に行えるように、動線を短く、分かりやすく設計しておくと安心です。

水風呂は、温度のブレが少ないほど満足度につながりやすいとされています。

kokolo saunaのチラー水風呂「Hagoromo1シリーズ」は、3℃〜40℃の温度設定が可能とされ、オゾン除菌・ろ過機能を搭載する仕様が紹介されています。水質管理や日々の運用負担を見据える際に、こうした「管理のしやすさ」も比較ポイントになります。

外気浴は、椅子の座り心地だけでなく、以下も意識してみてください。

  • 風の当たり方、日差し(夏場・冬場)
  • 視線の抜け、プライバシー
  • 濡れたまま移動できる床材・導線
  • 夜間照明と安全性

「外気浴が気持ちいい」ことは、結果として「また来たい」につながりやすい要素です。

4. 安全性と法規制への対応

業務用のサウナ導入では、消防法・建築基準法・保健所対応など、事前に確認すべき項目が多岐にわたります。

導入後に「想定していた運用ができない」とならないよう、早い段階で自治体・関係機関に相談しておくと安心です。

設備選定では、安全性の考え方も重要です。kokolo saunaでは、電気用品安全法(PSE)に関する考え方として、「ストーブだけでなく、サウナ全体として安全性を確認する」重要性が整理されています。

火を使わない電気ストーブは運用しやすい一方で、電気工事や容量、設置環境の確認が欠かせません。施設側の導入条件に合う形で計画しましょう。

5. 運営体制とメンテナンス計画

サウナ導入は、設置で終わりではありません。むしろ導入後の運営こそが、お客様の満足度を左右しやすい傾向があります。

  • 清掃頻度とチェック項目の標準化
  • 温度・湿度の管理(誰が、いつ、どう記録するか)
  • トラブル時の導線(連絡先、一次対応)
  • スタッフ教育(案内・注意喚起・マナー啓発)

kokolo saunaでは、問い合わせ→設置確認(行政確認)→契約→支払い→製造・輸送→納品・設置工事という流れで進めています。

製造期間や輸送期間、設置工事の所要時間なども確認しながら、開業スケジュールに余裕を持たせて計画しておくと安心です。

業態別サウナ導入の成功パターン

サウナ導入の効果は、業態によって出やすいポイントが異なります。代表的な成功パターンを整理します。

業態別サウナ導入のメリット比較表

業態主なメリット適した導入形態注意点
ホテル・旅館プレミアムプラン設計、単価アップ客室サウナ、共用サウナ動線、清潔感の維持
グランピング施設差別化、写真映え、自然体験バレルサウナ(屋外)天候対応、メンテナンス
温浴施設・銭湯差別化、リピーター増加ドライサウナ、ロウリュ温度ムラ、水風呂・休憩の回転
フィットネスクラブ会員満足度向上、継続率UP屋内サウナ運動後の利用動線

ホテル・旅館などの宿泊施設

宿泊施設では、サウナ付き客室をプレミアムプランとして提供する戦略が分かりやすい形です。

「滞在の価値」が上がるため、単価アップの説明もしやすく、記念日・カップル・ワーケーションなどの需要とも相性が良いと考えられます。

共用部に導入する場合も、サウナ・水風呂・外気浴を含めた「体験の完成度」が評価されやすいため、導線や清潔感まで含めて整えておくのがおすすめです。

グランピング施設・キャンプ場

アウトドアとサウナの組み合わせは、近年人気が高まっています。自然の中で「ととのう」体験は、都市部では得にくい価値になりやすいからです。

屋外設置のバレルサウナを採用し、外気浴の気持ちよさを前面に出す設計は、写真・動画でも魅力が伝わりやすい傾向があります。

ただし屋外は天候の影響を受けやすいため、雨天動線・冬季運用・メンテナンスまで含めて計画しておくと安心です。

温浴施設・銭湯

既存の温浴施設では、サウナ導入(または改修)による差別化が期待できます。

ロウリュの体験設計や、サウナ室の温度ムラ、休憩スペースの快適性など、細部が評価につながりやすい点が特徴です。

フィットネスクラブ・スポーツジム

運動後のリカバリー目的でサウナを利用する方は多く、ジムとサウナは相性が良いとされています。

会員の満足度向上や継続率の向上に寄与する可能性があるため、会費設計や会員ランク設計に組み込みやすいのがメリットです。

サウナ導入の投資対効果を最大化する方法

サウナ導入には初期投資が必要です。だからこそ、回収の道筋を複数持つことが重要になります。

段階的導入によるリスク低減

いきなり大規模な設備を導入するのではなく、まずは小規模から始める方法もあります。

需要を確認しながら段階的に拡大していくことで、投資リスクを抑えやすくなります。

閑散期対策としてのサウナ活用

サウナは季節を問わず楽しめるため、オフシーズン対策として活用しやすい設備です。

冬場の集客施策としてイベントを組む、サウナ目的の宿泊プランを作るなど、閑散期の売上を下支えする設計も検討してみてください。

デジタルマーケティングとの連携

サウナ導入後は、「あること」よりも「伝わること」が重要です。

  • SNSでの発信(動線・外気浴・水風呂温度など具体情報)
  • 予約導線の整備(空き状況が見える、質問が減る)
  • 写真・動画の整備(夜の雰囲気、雨の日の使い方)

「どんな人に、どんな体験ができるか」を可視化しておくと、比較検討の段階で選ばれやすくなります。

付帯サービスによる収益の多角化

サウナ本体だけでなく、関連サービスで収益を多角化することも重要です。

  • サウナハット、タオル、ドリンクなどの物販
  • サウナ後の食事メニュー(いわゆるサウナ飯)
  • 地域食材を使った限定メニュー、イベント連動企画

「体験を深める選択肢」が増えるほど、客単価の上振れが狙いやすくなります。

サウナ導入で失敗しないための注意点

メリットが大きい一方で、導入設計を誤ると期待した効果が出にくい場合もあります。よくある注意点を整理します。

ターゲット層とのミスマッチ

既存顧客層とサウナ利用者層がマッチしない場合、利用率が伸びないことがあります。

例えば高齢者が多い施設に高温のドライサウナだけを用意しても、利用が限定的になる可能性があります。温度帯・利用時間・導線の負担まで含め、ターゲットに合わせた設計が大切です。

メンテナンスコストの見落とし

初期投資だけでなく、清掃・点検・消耗品などのランニングコストを見積もっておく必要があります。

特に屋外設置は天候の影響を受けやすいため、メンテナンス計画を先に作っておくと安心です。

法規制と許認可の確認不足

サウナ導入には、建築基準法、消防法、保健所対応などが関わります。

事前協議が不足したまま進めると、後から運用制限が出るリスクがあります。自治体や関係機関、施工会社と早めに相談しながら進めましょう。

まとめ:サウナ導入で持続可能な売上向上を実現する

いかがだったでしょうか。サウナ導入は、客単価アップと売上向上につながる可能性がある一方で、成果を出すには「お客様に喜ばれる体験設計」が欠かせません。

  • サウナ導入は「体験価値」として価格設計すると単価アップにつながりやすい
  • 体験の鍵は、サウナだけでなく水風呂・外気浴・動線・清潔感まで含めた設計
  • 業態ごとに「効くポイント」が違うため、ターゲットとコンセプトの明確化が重要
  • 安全性・法規制・運営体制・メンテナンス計画まで含めて導入計画を立てると安心
  • デジタル発信や付帯サービスを組み合わせると、投資対効果を高めやすい

kokolo saunaでは、屋外向けのバレルサウナ(MODU4/MODU6)屋内サウナ(CUBE 3B/CUBE 3W)、チラー水風呂(Hagoromo1シリーズ)など、用途に合わせた製品ラインナップが紹介されています。導入検討時は、製品スペックだけでなく「どの体験を作りたいか」から逆算して比較してみてください。

まずは無理のない範囲で、自施設の顧客ニーズと導入後の運用イメージを整理するところから始めてみるのがおすすめです。ご自身の施設に合う形で、お客様に喜ばれ、結果として売上にもつながる持続可能なサウナ導入を進めていきましょう。

kokolo saunaは、サウナが特別な日のご褒美ではなく、日々の暮らしを静かに整える習慣として広がってほしいと考えています。

詳しい製品情報は、以下でもご覧いただけます。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE