自宅サウナの選び方完全ガイド|失敗しない種類と設置のポイント

サウナコラム

自宅でサウナを楽しむ人が増えている理由

「自宅にいながら、本格的なサウナ体験を楽しみたい」

そんな願いをお持ちの方が増えています。施設に通う時間や移動の手間を考えると、「自宅にサウナがあれば、好きなタイミングでととのえるのに」と感じるのは自然なことではないでしょうか。

kokolo saunaにお問い合わせいただく中で、初めて自宅サウナを検討される方から、「自宅サウナの検討を始めたいが、何を基準に選べばよいかわからない」「マンションでも設置できるのか、条件を知りたい」「電気代や維持費はどのくらい見ておけば安心か」といったお声を多く伺います。

一方で、自宅サウナは導入前に確認したいことが多いのも事実です。

  • 種類の違い
  • 設置条件
  • 電源や換気
  • 費用感
  • 水風呂の作り方

など、情報が断片的だと迷いやすくなります。

この記事では、自宅サウナの選び方の基本を整理しつつ、kokolo saunaの屋内サウナや水風呂の特徴も交えながら、失敗しにくい導入のコツをわかりやすく解説します。

ご自身のライフスタイルに合った自宅サウナを見つける参考にしてみてください。

自宅サウナの種類と選び方の基本

自宅サウナは大きく分けて「屋外用」「屋内用」があります。どちらが正解というより、住環境・動線・メンテナンスのしやすさで向き不向きが変わります。

屋外用バレルサウナの魅力

庭先に設置するバレルサウナは、木の香りや開放感を重視したい方に選ばれやすいタイプです。

外気浴の導線も作りやすく、「自然の風を感じながら休憩できる」ことが魅力になりやすいといわれています。

kokolo saunaのバレルサウナを導入された方の中には、「庭で過ごすととのい時間が日々の楽しみになった」と感じる方もいるようです。

ただし、屋外設置は次の点を事前に確認しておくと安心です。

確認すべきポイント:

  • 設置スペース(本体+出入り+外気浴の場所)
  • 電源の取り回し(距離・電圧)
  • 排水や雨対策(床・導線)
  • 近隣への配慮(稼働音・視線)

屋外サウナは魅力が大きい一方で、電源・排水・動線まで含めた全体設計が満足度を左右しやすいです。導入前に、設置業者や専門担当者へ相談して進めておくと安心です。

屋内サウナのコンパクトな利便性

一方、屋内サウナは「天候に左右されず、自宅の中で完結しやすい」のが大きなメリットです。

入浴〜休憩の動線が短いので、日常に取り入れやすいと感じる方も多いようです。特にマンションや都市部にお住まいの方から、「屋内サウナなら導入を検討しやすい」というご相談が増えています。

そのぶん、屋内では換気と湿気対策が重要になります。換気が不足すると、結露やカビなど建物側の負担につながる可能性があるため、設置場所の換気能力は早めに確認しておきましょう。

またマンションの場合は、管理規約や搬入経路(エレベーター・共用部)なども事前に確認しておくと、導入後のトラブルを避けやすくなります。

屋外・屋内どちらを選ぶべき?

どちらを選ぶかは、以下の基準で考えてみてください。

基準屋外サウナ向き屋内サウナ向き
設置場所庭・テラスがあるマンション・室内完結
開放感重視する利便性を重視
天候の影響気にならない避けたい
メンテナンス屋外管理できる室内で完結したい

「毎日入りたい」「準備の手間を減らしたい」方ほど、屋内サウナが合いやすい傾向があります。逆に「外気浴まで含めて屋外で完結させたい」方は、屋外用の魅力が活きやすいでしょう。

自宅に置きやすい「屋内サウナ」ならINBOX series

「屋内で完結させたい」「マンションでも検討したい」という方にとって、自宅サウナの“サイズ感”と“設置のしやすさ”が判断の軸になります。

kokolo saunaの屋内サウナ(INBOX series)は、室内で使用できる組み立て簡単なコンパクトモデルです。工事の必要がなく、マンションなどにも設置できる点が特徴です。

自宅にいながらいつでも手軽にサウナを楽しめるキューブ型で、個室ボックスならではの熱対流により、心地よいサウナ空間を目指せます。

CUBE3B:ガラスデザインで開放感を取り入れたい方へ

CUBE3Bは、前面の大きなガラスで自然光を取り入れ、開放感を演出しやすいのが特徴です。

また、遠赤外線と電気ストーブの2WAY仕様のため、「今日はじんわり」「今日はしっかり」といった気分に合わせて楽しみ方を変えたい方にも向いています。

シンプルなデザインは、室内の雰囲気に馴染ませたい方にとっても検討しやすいポイントです。

CUBE3W:木のあたたかみを室内の癒し空間に

CUBE3Wは、ナチュラルでスタイリッシュな外観が特徴で、木材のあたたかみを感じる空間づくりをしたい方に向いています。

電気ストーブ仕様で、屋内でも扱いやすい設計です。リビングや寝室の一角など、生活導線の中にサウナを取り入れたい方は、設置場所のイメージを具体化しておくと安心です。

木材・付属品も「自宅サウナの満足度」を左右する

CUBE3B/CUBE3Wはいずれも、木材としてヘムロック/レッドシダーを使用しています。

また、付属品として、サウナ室内LEDライト、サウナ用木製桶、柄杓などが標準装備されています。

細かな装備ですが、日々の使い勝手に直結しやすい部分です。導入後に「あとから揃えるものが意外と多い」とならないためにも、付属品は事前に確認しておくのがおすすめです。

電気式サウナストーブの選び方と安全性

自宅サウナの満足度を大きく左右するのがサウナストーブです。屋内で扱いやすいのは、火を使わない電気式が基本になります。

電源環境は「100V/200V」を必ず確認

出力が必要なサウナストーブは、200V電源が前提になります。

導入前に、分電盤・契約容量・配線ルートまで含めて確認しておくと安心です。電気工事が必要な場合は、必ず有資格者に依頼しましょう。

自己判断の工事は、火災・感電などのリスクにつながります。サウナを安全に楽しむためにも、ここは慎重に進めるのがおすすめです。

kokolo saunaの「オリジナルストーブ」の特徴

kokolo saunaの製品に付属される電気式サウナストーブは、簡単操作のオリジナルストーブです。

スイッチ1つで予熱ができ、温度調節もツマミ操作で行える点が特徴です。また、火を使わないため、煙突の設置や掃除の手間がかからない点もメリットです。

ストーブの仕様(目安):

  • 出力:200V 4.5kW(単相)/200V 6.0kW(三相)
  • 最高温度:およそ60〜110℃程度
  • 90℃までの目安:4.5kWで約30〜40分、6.0kWで約20分
  • ランニングコスト(1時間あたり目安):4.5kWで約120円、6.0kWで約80円

※温度や電気代は、地域・気温環境・サウナの大きさなどによって変化します。あくまで目安として捉えておくと安心です。

「自宅サウナ=電気代が不安」という方も多いのではないでしょうか。 導入前に「何分予熱して、何分入って、月に何回使うか」をざっくり想定しておくと、無理のない運用イメージが作りやすくなります。

PSEなど、安全性の“根拠”も確認しておく

kokolo saunaでは、サウナを安全に楽しむために必要な認証をクリアし、法に基づいたサウナの提供を目指している旨が案内されています。

PSE(電気用品安全法)は、電気用品の安全性確保のための法律で、電気サウナ・電気ストーブなども対象です。

導入後の安心感につながるポイントですので、仕様の確認や説明を受けながら進めるのがおすすめです。

水風呂を整えると、自宅のサウナ体験が安定する

「ととのう」感覚は、サウナだけでなく、水風呂と休憩(外気浴・内気浴)まで含めた流れで生まれます。

自宅サウナを導入するなら、水風呂の準備も同時に考えておくと満足度が上がりやすくなります。

チラー水風呂という選択肢:Hagoromo1 series

「夏場に水道水がぬるくなる」「自宅でも温度を一定にしたい」という方には、チラー水風呂という選択肢があります。

kokolo saunaのHagoromo1 seriesは、3℃〜40℃までお好みに合わせて設定できることが特徴です。 また、オゾン除菌・ろ過機能を搭載しており、水をキレイに保ち、オゾン効果により水質をまろやかに変化させる、と案内されています。

展示場で体験された方の中には、「冷たさが印象的だった」「自宅でも同じような環境を目指したいと感じた」といった声もあるようです。

もちろん、冷たさの感じ方には個人差があります。シングル(10℃未満)を目指す場合は、無理をせず、体調に合わせて段階的に慣らしていくのが安心です。

自宅だからこそ「衛生管理」は丁寧に

水風呂は、循環・ろ過の有無にかかわらず、清掃と換気、設備の点検が大切です。

使用頻度が高い場合ほど、フィルター清掃や配管の洗浄などを定期的に行うと安心です。衛生面を重視する方は、日々のメンテナンスを「無理なく続けられる範囲」で設計しておくのがおすすめです。

自宅サウナの正しい入り方で、無理なく「ととのう」を目指す

自宅サウナは自由度が高い分、「つい頑張りすぎる」ことが起きやすい面もあります。 基本は、体調に合わせて“短め・こまめに休憩”が安心です。

基本の入り方

  1. 入る前に水分補給(汗をかく前提で)
  2. サウナ 8〜12分(息苦しさや動悸を感じたら早めに退出)
  3. 汗を流す(シャワーやかけ湯)
  4. 水風呂 1〜2分(無理のない範囲で)
  5. 休憩 5〜10分(外気浴・内気浴)

このサイクルを2〜3セット繰り返すのが一般的ですが、きつい日は1セットでも十分です。 「気持ちよく終われる範囲」を意識してみてください。

安全に楽しむための注意点

  • 飲酒後や体調不良時は控える
  • 長時間の入室・入水は避ける
  • いきなり冷水に入らず、かけ水で体を慣らす
  • 持病がある方、妊娠中の方などは、必ず医師に相談する

※本記事の内容は一般的な情報であり、医学的な効果を保証するものではありません。体調に不安のある方は、必ず医師に相談したうえでご利用ください。

自宅サウナ導入で失敗しないためのチェックリスト

自宅サウナを導入する前に、以下のポイントを確認しておくと安心です。

設置環境の確認

  • 設置場所:搬入経路、床の耐荷重、換気(換気扇の能力・窓)
  • 電源:100V/200V、契約容量、工事の要否
  • 動線:サウナ→水風呂→休憩が安全に回れるか(滑り対策も)

とくに屋内は「置けるか」だけでなく、「安全に使い続けられるか」が重要です。扉の開閉スペース、濡れやすい床、休憩椅子の置き場所なども、先にイメージしておくと失敗しにくくなります。

費用の考え方(見落としやすい項目)

自宅サウナは本体価格だけでなく、配送料・電気工事費・設置費用などが別途かかるケースがあります。

また、水風呂(チラー)を導入する場合も、設置場所や電源、運用方法によって必要な準備が変わります。 「総額でいくらになりそうか」を早めに把握したい方は、見積もり相談を活用して、必要項目を一緒に整理していくのがおすすめです。

保証・サポート体制

  • 保証期間:ストーブ・チラーなどの保証年数
  • サポート窓口:困ったときに相談できる体制
  • メンテナンス:清掃や点検の目安、交換部品の有無

導入後の“続けやすさ”は、サポート体制でも変わります。初めて自宅サウナを検討する方ほど、相談できる窓口があると安心です。

まとめ:理想の自宅サウナを、無理なく“続く習慣”に

いかがだったでしょうか。自宅サウナの選び方で押さえておきたいポイントを整理します。

  • 自宅サウナは「屋外用」「屋内用」で向き不向きが変わる
  • 屋内なら、換気・湿気対策と電源(100V/200V)の確認が特に重要
  • kokolo saunaの屋内サウナ(INBOX series)は、工事不要で設置しやすいコンパクトモデル
  • 電気式ストーブは出力と安全性(PSE)を確認しておくと安心
  • 水風呂は温度の安定が満足度につながる。チラー導入も選択肢に
  • サウナ→水風呂→休憩のサイクルを、無理なく楽しむことが大切

kokolo saunaは、サウナが特別な日のご褒美ではなく、日々の暮らしを静かに整える習慣として広がってほしいと考えています。 自宅サウナを通じて、あなたに合った「ととのい時間」を毎日の暮らしの中で実現してみてはいかがでしょうか。

詳しい製品情報は、以下でもご覧いただけます。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE